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日常だったりネタだったり作品の進捗だったり……色々書きます。不定期に。
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    読了作品と感想3

    こんばんは若槻です。毎度出かける直前になってごねる挙句に
    結局「行かない」と駄々をこねる某家族に若干どころじゃない
    苛立ちが隠せません。子供か! と……。
    でも言ったら言ったでまた切れるから放置(・ω・)ノノ



    さてそれはさておき久しぶりに読了感想です。
    今日は3冊読みきりました! 充実充実(´∀`*)

    ネタバレになるところも多数なのでご覧になる際にはご注意ください。
    今回は丈さんにお借りした「テンペスト」の3巻、小説版「ぬら孫」の3巻、
    小説版「黎明のアルカナ」の3作になります。


    ====================================
    ~ テンペスト 3巻 ~
    今回は、個人的な印象としては前回よりは疲れませんでした。
    かといって、今巻が前巻ほど波乱万丈ではなかったからかというと、
    それも違います。

    まずネタバレすると、全体的に見ても前回ほどの衝撃はありませんでしたが、
    この巻からこれまで男として生きてきた寧温は元の性別、元の人格である真鶴に戻ります。

    そうなるまでにすかっとする場面も眉をひそめる場面も
    諸々あったのですが、ここでは割愛。

    一度寧温として死んだ彼は運命に生かされ真鶴として復活を遂げました。
    そして、歯車が転がるままに彼女は側室候補として宮城に
    連れて行かれ、なんと側室となってしまいます。

    やっぱり諸々あったのですがこれも割愛します。
    その間に彼女は本気だった恋を散らせました。
    相手に会うために帰ってきたようなものなのに、側室となったからには
    帝(とは言いませんがここでは分かりやすくこう表記します)のために
    生きるのが定めだったのです。

    身を焦がすほどの恋情というものはよく分かりませんが、
    実らない、実らせることの出来ない恋に涙する真鶴は
    本当に可哀想に思いました。


    さて後宮入りとなれば恐ろしいのは女の争い。
    真鶴が寧温だった頃から日常茶飯事のように行われていた
    合戦は世代を変えてなおも続いておりました。
    そして側室という立場上、否応なく巻き込まれる真鶴。

    ですが、正直若槻にはまだ幸せだなと思いました。
    煽り文や紹介文を読んだ時の予想に比べれば全然と言っていいほどです。

    何故かというと、彼女には心許せる友人が出来たから。
    それはもうひとりの側室である真美那さん(琉球では本来側室はひとり)。
    彼女はとってもいいお家柄のお嬢さんで、真鶴に並ぶ才媛でした。

    真に育ちの良いものは作法を心得るもの。
    真美那はそんな娘でした。側室候補の時から真鶴を気遣い、
    側室になってなおその友情を深くしました。

    この出会いは多分真鶴にとってとてもいい出会いだったと思います。
    これまで知恵を武器に男の世界で生きていた時に出来た
    友人たちだって寧温にとっては大切な人たちだったでしょう。

    けれど、これほど悪意なく、純粋な好意だけで友人となれる
    真美那はそれとはまた別の意味で最高の相手だと思います。

    だってですね、これまで真鶴は人で不幸になりすぎでした。
    慕ってくれる人たちはいたけれどいつもそばにいてくれた
    訳ではないし(正確にはいられなかった、ですが)、
    まして女の世界といったら熾烈な場所ではないですか。

    そんな中でひとりきりにならず、むしろフォローしてくれる
    友人が彼女に出来たことがとても嬉しかったです。

    要所要所で真鶴の心をぽんと支えたり、後宮の
    お偉い女性方の口喧嘩にも真っ向から立ち会える
    彼女の存在は物語を読む上で凄く安心させられました。
    ……たまーに苦笑いがにじむ場面もありましたが、この際それも愛嬌。


    そして舞台はぐっと下がって物語後半。
    間には栄華から転落して、這い上がろうとしてまた奈落の淵に
    落とされた可哀想な人の末路も描かれていました。
    1巻、2巻と嫌な人だったけれど、その最期はとても哀れ。
    別に、胸がすく思いはしませんでした。
    むしろ同じ女として心苦しいところの方が多かった気がします。

    で、その最期の時にも関わったのがアメリカの来航。
    いわゆる琉球版ペリー来航ですね。実際彼が来ましたし。

    この時アメリカはあらゆる攻めから琉球を得ようと画策。
    退けようと交渉を重ねますが、王宮にそれをこなせる人材はいません。
    すると、王が言ったのです。「寧温を連れ戻せ」と。

    これには真鶴だって慌てます。だって寧温はすでにここにいるのですから。

    でも国を思う気持ちが誰よりも何よりも強い真鶴は辛い二重生活を
    送ることを選択して、様々な助けを借りつつ寧温に戻りました。
    結果寧温はアメリカを退けることに成功。

    その後アメリカ艦隊が何をしたかは、みなさん歴史の授業で
    習ったとおりです。


    ここまで読んでようやく「あ゛ー」と思い始めたのは、
    寧温と真鶴の二重生活で主人公が疲弊し始めたからです。

    読んでいる側の心情としてはもうはっきり明かしてしまえという
    感じなのですが、残念ながら才気溢れる寧温は嫌われている上に流人。
    恩赦の元王宮に身を置きますが、いつ彼から人を率いる権利が
    奪われるか分かったものじゃありません。

    そしてそれが不愉快。

    ここまで頼っておきながら、才があるから、鼻につくから、
    言う事を聞かないから排除するなんておかしすぎる。
    王に関しては彼の手腕を認め頼っているけれど、年寄りや
    他の大人たちの意固地なこと。
    分からないではないですが、どうしても見苦しい。


    今回もまた波乱の下に一時幕を下ろした物語。
    ああ、続きが気になる。
    でも丈さんはまだ買ってないそうなのでしばらく我慢です。
    4巻だけ自分で買うというのも微妙ですしね。


    ====================================


    ~ 小説版「ぬら孫」3 ~
    これはストーリーというよりは漫画の補足分、といった感じでしょうか。
    もちろん面白かったですよ。
    ただやっぱり、元が漫画だからそう見えちゃうんですよね。

    今回気に入ったのは、原作者さんとは真逆で首無の話でした。
    もちろんプロットが自分だから原作者さんも「気に入っている」とは
    言いづらかったでしょうが、さすがに本人がプロットを書いたものは
    深くなりますね。

    人が妖怪になるまでの経緯に思わず眉を寄せてしまいました。
    愛も友情も、あっさりと、こともなげに踏み潰す敵役の行動には
    不条理と苛立ちを感じたりとか。


    そして個人的には雪女親子のお話が読みたかったりします。
    親の雪女さんが結構好きなので。


    ====================================

    ~ 小説版「黎明のアルカナ」1 ~
    同名少女マンガのノベライズですね。
    主人公・ナカバの辛い半生、って所でしょうか。

    ナカバは一国の姫君でした。正確には、王の孫姫。
    しかし彼女には正式な王族として扱われない理由が
    ありました。

    それは彼女の赤い髪。

    美しく喩えるなら「暁のようだ」と言われるその髪は、
    しかし黒髪が王族の象徴であるこの物語では異端であり、
    蔑むべき色でした。

    その髪のせいでただひたすらに疎まれてきた彼女の心理と、
    同様に、亜人という人と獣の境に生きる他の登場人物たちの
    境遇などが本編同様、もしくはそれ以上に突き刺さってきました。

    作中には蔑むことを生きがいとするような面々も出てきます。
    助けたくても助けられない場面もあります。

    苦しいのに、悲しいのに、辛いのに、それでも助けてと言えない、
    すでに助けを求めることを諦めているナカバたちが凄く
    胸に痛いです。

    それでもナカバはくじけません。腐ってもいません。
    本編も合わせ、強く前を向こうとする彼女がとても好きです。
    これからどんどんどんどん、彼女には幸せになってもらいたいです。


    ====================================

    うーん、オリジナルとノベライズとの間で凄く感想が
    かけ離れてますね自分。っていうか疲れただけでしょうか。
    まあでも、どっちも楽しかったのですよと言い訳←



    ちなみに話は変わりますが「アルカナ」を見ると「クラウンワルツ」を
    思い出したりします。
    まだはじまりだからそんなに出てきてないですが、うちの子達も
    結構色々あるのです。

    早く書けるといいな。
    そこ、というよりそれを乗り越えるあの子たちの姿を見てほしい。

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