使ってしまいました、今日1日……。

本日お医者に行ってきた若槻です。またその帰りに衝動買いを
してしまって若干「あー」となってます。
まあ、冬着だしいっか。


で、ここまでは午後も始まりの頃。問題はこの後です。
さあ書くか、と思うより早く、ついついリビングに兄が置いていた
漫画に手を伸ばしてしまいました。

タイトルは「ダイの大冒険」。結構有名な漫画なので
ご存知の方もいらっしゃるかと。

この漫画はドラクエがベースに構成されていて、主人公は
タイトル通りダイという少年です。
結果的に見るとこのダイが大魔王から世界を救う、という
ありがちな少年漫画スタイルなのですが、これは名作！

……なんて偉そうなこと言ってるけど若槻はこの漫画、
幼少期に最初の方の巻をイトコの家で読んで、そして
長い時間を開けて本日文庫版の15から22（最終巻）までを
読んだので実は中間はちょろちょろとしか知りません。

ですが言えます。これは名作。

ちなみに若槻がこんなに褒める理由は、実は主人公にはありません。

ダイもたくさん努力してつらい思いもしてきました。
それを乗り越えて、最後には大魔王を倒せるほどまでに至った、
少年漫画のテンプレートのような子です。
……でもって、若槻も結構好きな『特別な血』を引き継ぐ者。

主人公ですもの特別枠いいじゃないですか！

でも、この漫画に関しては若槻の好みは彼の脇に行きました。
彼の親友で、最終決戦では大魔王すら唸らせた大魔導師ポップ。


こんな書きかたすると「何だこいつも『特別な力』ってやつじゃん」と
思う方いらっしゃるかもしれません。

ですが違うんです。
最終決戦には「大魔導師」な彼ですが、最終決戦直前にも大事な場面で
今一歩踏み切れずに仲間を危険に晒しかけたりしていました。
そして、物語の最初は本当にどうしようもない奴でした。

「すぐに逃げたがる臆病者、卑怯者」

そんな単語が彼を形容する言葉の主でした。
しかし彼は冒険と修行を重ね、ダイや仲間たちとの絆を深め、
どんどん成長していきまいた。

結果、最終決戦では何度も仲間の窮地を救い、絶望にダイが
潰れかかっている時でもまっすぐに前を見続ける強い男になり、
魔王軍から「アバンの使徒で最も恐ろしい男」と評価を受けるまでに
いたりました。


そしてこのポップ！
最終決戦時の覚悟やら勇気やら友情やら……白状します。
泣かされました（ノд・。）

最終決戦の一覧の流れを見ていて思わず涙ぐんだシーンには
必ず彼がいました。

弱くて怖がりで、普通な彼だったからこその感動が。
ダイの親友としてずっとそばにあり続けた彼だからこその感動が。
昔は下から数えたほうが早かったのに、気が付けばNo.2にまで
上り詰めた彼だからこその感動が、最終決戦時にはありました。



…………えー、てことで、まあ、その。
今日はあんまりハロウィン企画進まなかったです。
明日は1日家にこもってPCの前に座っていようと
思います。。。orz