こんばんは若槻です。昨晩は急遽丈さんを誘って
カラオケに行ってきました。
そして昨日は去年の暮れから数えてもはじめての雪でした!
でも積もったのは今日の夜からですけどね!
昨日はすぐに雨に変わってました。
さて、今日はこの間すぴばるの小説部に投稿したものを
ちらっと。小説ではないですが、結構閲覧していただいて
いるのでこちらでも。
追記におきます。
「ちくりと刺さったとげ。
抜けない抜けないそれを抜いたのは――――」
[0回]
『とげ抜き』
ちくりと刺さったのは小さなとげ。
抜こうとすると深く突き刺さる。
忘れようとするとじわじわと痛む。
どうしたのらいいのかな。
とげ抜きはどこだったかな。
ぐるりぐるりと考える。
痛いなぁなんて思ってとげを見つめる。
時間が経つともっと大きくなってきた。
このままだと二度と抜けなくなるような気がしてくる。
じくりじくりじくり。
痛い痛い痛い。
抜こうとするけどどやっぱり抜けない。
ああもう駄目かもしれない。
このまま心臓まで届くのかな。
そうしたら、私は●んでしまうかな。
ぐさりと刺さった大きなとげ。
まだ抜けない。まだまだ抜けない。
「 」
ぐさりと刺さっていた大きなとげ。
するりと抜けてどこへやら。
あなたがくれたささいな一言。
あなたがくれた優しい一言。
ああそうか、それがとげ抜きだったんだ。
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