通夜の日の朝、母と話している時に「おじいちゃん顔真っ青に
なっちゃったよ」と聞いて、うつ伏せ気味に倒れていたので
うっ血したのかと思っていました。
ですが実際に顔を見ると、確かに青でした。正確には青緑です。
ヒトの肉体というのはこんな色になるのかと目を疑うほどに
はっきりとした青でした。
額の半ばほどから口の上にかけてがありえない色になり、
父も母も、叔父・叔母、その他の親戚たちも皆困惑していた
ようです。
口さがない人たちは先日起こった事故のせいじゃないか、
病院に連れて行かなかったせいじゃないか、さらには
葬儀屋さんが来た時に完全にそれを疑った色を含む
問いかけをする始末。流石に辟易しました。
ちなみに詳しい原因は不明ですが、納棺師さん(送り人さん)曰く
「心臓の薬を飲んでいる人に多い」とのこと。
祖父は病院には行きませんが人脈が広いためどこからか薬を
貰ってきて服用することがよくあったようです。
(ご老人は「人の薬を飲まない・飲ませない」の感覚が緩い方が
多いようで……)
それは親戚には周知の事実だったらしく、疑っていた人たちも
ひとまず納得したようでした。
その後納棺師さんが綺麗に綺麗に整えてくれて、最後は
普通の亡くなった方と同じくらいにはなりました。
……祖父の身づくろいをしてくれた、という意味ももちろんですが、
さすがにあんなに真っ青な顔は子供たちや来てくださった
方々には見せられませんからね。本当にありがたい。
人の生き様は色々ですが、死に様も色々なんだなと
ぼんやり思った今日この頃です。
[0回]
PR