こんばんは若槻です。
すっごく久々に雷神拳やらかして少しの間左腕が大変なことに
なっていました(=ファニーボーンぶつけた)
さて、タイトル何ぞって感じですが、皆さんもご存知かと
思います岩手県の議員さんの自殺問題についてです。
内容も内容なのでたたんでおきますね。
ご興味ない方は本日はこの辺りで。
[0回]
私もネットニュースで見た程度でしか知りませんが、まず内容を軽く振り返ると、
1.病院にいく
2.会計の際に番号で呼ばれて「ここは刑務所か」と怒る
3.怒り治まらず会計をせずに帰宅
4.上記の内容をご自身のブログで書く
5.大炎上
6.記者会見で謝罪する
7.(予測)恐らくその後もパッシングが続いた
8.自殺
という感じだと思われます。
7番に予測が入ったのは「これから行動で示していく」と同僚の方に
話されていた、と記事なっていたので。
さてこのニュース、私が最初に知ったのは5番の辺りまででした。
見た時は「そんなことで怒るなよ」と呆れていましたが、事が自殺にまで
いたってしまったのならば「そんなことで」です。
では私は自殺云々に関して文句を言いたいのかというと、
そういう訳じゃありません。
私が文句を言いたいのは、自殺まで人を追い込むことをよしとするその風潮。
確かに、小泉さん(該当の県議さん)のやったことは公人としてだけでなく
普通の人としてもおかしいことだと思います。
議員さんとなるとお忙しい方だったでしょうから、焦っていたのかも
しれませんが、たかが番号程度で会計せずに帰るなんてありえません。
ですが、果たしてそれを様々な言葉でいつまでも責めることは正しいのでしょうか?
間違ったことをしたから正す意味で、諫言をするのはいいことです。
それは正しい。
しかし残念ながら、かの御仁に諫言なさった方々は全てが全て
冷静でかつ礼に適った言葉でそれを行ったわけではないでしょう。
ブログを見には行ってませんし恐らく見つからないと予測されるので
現実は分かりませんが、乱暴な言葉や汚い言葉で県議さんを責める方は
多かったことでしょう。
これは日本の悪習だと思います。
たとえば虐めや体罰が明るみになった学校とか某国とのやり取りとかで
全く無関係の学生や普通に暮らしている人たちを責めたり理不尽に
攻撃する人たちがいますが、あれと同じ。
「悪いことしたから」とそれを掲げてまるで自分たちが行ってることが
全部正しいというように一斉に対象を攻(責)め立てる。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」のこの精神。
正直申し上げて大変見苦しい。
果たしてそこに本当に個人の意思はあるんでしょうか?
個人的な意見で恐縮ですが、私は乱暴な言葉や礼節を守らない言葉で
意見を綴る人に自分の意思があるとは思っていません。
それが自分に関わることなら、怒っていて冷静になれない、ということで
理解も出来ますが、まるで関係のない他人が何故そう騒ぎ立てるのか分からない。
世間に知らされるべきこと、というのは確かにあります。
今回のこともご自身が「駄目なことだった」と理解されるためにも
必要だったかもしれません。
(実際「思慮に欠いた」云々で訂正なさっていたそうですし)
ただ、さも「当たり前」のように、まるで祭りに参加するように
便乗してくる人たちは本当にやめた方がいい。
どうしても伝えたいならせめて冷静に、言葉を考えて伝えてあげるべき。
罰とは罪に与えられるもの。
どうも日本は、あからさまな罪人に優しい割りに被害者や無関係からの被害者、
そしてそこまで責められるべきじゃない軽罪人に冷たい気がする今日この頃です。
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