最近対中国との関係が芳しくありませんね。
今日はそれ関連ですがそれ自体ではなく、それに対して意見を述べあう
とある方々の会話を見て思ったことです。

国際関係（って言うほど大げさじゃない？）なので隠します。

※とある方々→海外でも話題に上がる某巨大掲示板

==================================================

本日尖閣諸島問題に関しての記事を読み漁っていた若槻は
偶然にも２ちゃんねるの掲示板に行き当たりました。

軽い気持ちで読み進めていくと、そのほとんどが「戦争しろよ」と
肯定する意見を書き連ねていました（中には過激すぎる発言も）。

戦争肯定も否定も個人の意見なのでその辺りは自由なんですが、
どうにも空恐ろしい感じがします。
「戦争」という単語がまるでおもちゃのように取り扱われている気が
しました。

若槻は「憲法９条があれば大丈夫」なんて平和的思考は
残念ながら持っていません。
しかし進んでそれを破り好戦国になりたいとも思いません。


なぜなら私は生きていたい。


「戦争しなけりゃ生きてけるわけじゃねぇよ」
「普通の時だっていつ死ぬか分からないだろ」
まったく持ってその通り。
だけど平時と戦争中じゃあ生き残れる確立がまるで違います。
それなら若槻は戦争なんてしたくありません。
今の平和な日本で生きて、平和な日本で年をとって死にたいです。

私はやりたいことがたくさんあります。人生大往生してももしかしたら
足らないくらいたくさんあります。
だから戦争でその時間が減ることもそのせいでやりたいことが
出来なくなるのもごめんです。

他人がどうとかももちろん考えますけど、それでも私が一番に
考えてしまうのはやっぱり保身です。自分も家族も友人も、
みんな含めて今のまま幸せでありたいです。

私には手に握る物をペンから銃に変える勇気はありません。
変えたくもありません。


では、開戦主義の皆さんはどうなんでしょう。
２ちゃんのユーザにしろここでこの記事を読んでいる方にしろ、
手にしているのはマウスであったり携帯であったりするでしょう。
それを、本当に銃やナイフに変えられますかね？

「俺が殺してやるよ」「超余裕だし」
本当に？本当に本気ですか？

戦争になれば今普通に出来ることも出来なくなるかもしれないのに。
私で言うなら物語を書いたり本を読んだりゲームをしたり友達と
遊んだり。そういう「普通」がなくなってしまうだろうに。


かつて科学のない時代ですら多くの命が戦争で消えました。
そんなことを、今の科学力溢れる時代に行ったらいったい
どんな悲惨なことになるんでしょう。

日本だけじゃありません。
アメリカも中国もロシアも他の全ての国々も、力で何かを解決に
導こうとするなんて間違ってますよ。
そりゃ、人間は本能的に戦いを望む生き物だとは言われてますけど、
「国家」があるんだからそれぞれの国に主義主張があるのは
分かりますけど、だけど同じ人間なのに。生きてるのに。
その人の平和を自分の利益のためだけに奪うなんておかしいです。


戦争賛成する人たちは一回反戦を描いた作品を絵でも小説でも何でも
いいから見るべきです。実際に戦場に立った人たちの言葉を聴くべきです。
特に各国のお偉方。

彼らは自分に危害がないから平気で開戦宣言したり敵国認定した所に
攻め入るように命じるけど、実際に戦っているのは彼らの決定によって
死地に追いやられている兵士たちです。中には民兵もまだいたりするので
しょうか？
どちらにしろ高みの見物決め込んで安全な所から「戦争だ」「国のために戦え」だ
言っている人たちは一回自分が戦場の最前線に立って命のやりとりを
してください。自分がどれだけ多くの人に「死ね」と言っているのかきっと
理解できますよ。



まとめ。
・戦争は嫌だな。死にたくないし、平和が一番。
・憲法９条はあくまで日本の主義であって絶対の盾ではない。
・どこの国も一回冷静になろう。第三次大戦なんてごめんだ。
・とりあえず島の問題はまずは話し合いをしてください。
どっちかが一方的に悪いなんて思ったらどうにもならない。
同じ人間だけど違う国なんだから、険悪にしようと思えば
いくらでもなっちゃうんだから。

海が国境って言うのも考え物ですね。境があいまいで。