1.「聖女の結婚」 2巻・3巻(★★★☆☆) 前回1巻を読んだのがほぼ1年前でした。
さて、2巻ではまずヒーローキャラの
ジョシュアのご実家に財産相続の
争いに行くよな話でした。
何人かの候補たちが集まる中、
ジョシュアに味方してくれそうな
弁護士のおじさんが殺害されて
しまいました。
リリアナたちが駆けつけるとそこには
ジョシュアの姿が。
もちろんジョシュアをよく思っていない
親族たちはこぞって彼を犯人扱い。
2巻はこの犯人探しがメインでしたね。
怖-いおばあちゃんを筆頭に、結構
性格の悪い感じの人たちが集まってました。
ちなみにこのおばあちゃんは若槻的には
結構好きなキャラです。いい感じの厳しさと
茶目っ気も見せてくれます。
さて、平和に終わったかのような2巻ですが、
最後の最後で、一番好意的だった親戚が
手の平返してジョシュアを追い込み、彼は
相続権を失います。
その後の3巻ではまた親族関連で殺人事件が起こります。
この巻が最終巻なのですが、怪しいと思っていた
キャラがその殺人事件とリリアナたちの過去にかかわる
事件の犯人だったので、謎解きの時はちょっと
してやったりな感じでした←
その後、性格悪い従妹やら強欲な金貸しやらとの
何やかやも含めて色々済ませた後、ジョシュアは
正式に財産相続・当主就任を果たしました。
全体的にはキャラが黒かったり白かったりと、
実に人間らしい感じでした。
ただ、もう1回読み直したいか、と言われると
正直微妙です。多分売る……。
2.「ダィテス領攻防記」 1巻(★★★★★) すでに2巻が出てますがまだ2巻は読んでません。
そして未だにこの本のタイトルが読めません。
何て発音するのこれ((
このお話は転生した元OLさんが領主の娘と
して生まれ、廃嫡された王太子と結婚する
所から話が始まります。
そんな本の帯の煽り文はこちら
「世のため、人のため、萌えのため……
転生腐女子が革命を起こす!」
でした。
あまりの衝撃(笑撃)にぱらりと立ち読みし、
面白そうだったので買ってきました。
結論から言うと面白かったです。
何が面白いって、主人公・ミリアーナの
爆走具合がww
この話の世界観では精霊力なるものがあり、
それを宿した人を〝加護持ち〟というらしいです。
基本的には武力的な意味で顕現するようですが、
ミリアーナちゃんは無自覚の加護持ちで、記憶・
開発・発明的な意味合いで顕れているようです。
前世の記憶をフル活用し、オーバーテクノロジーの
文化・科学をこれでもかというほど取り入れて、
彼女の父が領主を務めるダィテス領は静かに着実に
強大な領土となりつつあります。
そんな彼女の目標はBL文化の拡散・定着。
そんな彼女の夫とその腹心は超美形で
「戦場の嗜み」で関係済み。
夫とラブラブしつつかぶりつきでBLを
見られて大変幸せそうです(笑)
廃嫡されたとはいえ様々な方向に影響力を
残す旦那様とオーバーテクノロジー娘。
1巻の間にも色々と騒ぎが起きましたが、
まだまだ色々ありそうで続きが楽しみですね。
とりあえず買ってはあるので早めに読もうと
思います。
3.「雇われ聖女の転職事情」 2巻(★★★★★) 今巻は前回出てこなかった魔術師部隊の
副官さんが出てきました。オネェキャラでした。
……うん、いいキャラ。ちょっとだけイユを
思い出した私は仕方ないと思う←
そして今回のメインは何と言ってもクマ!
クマのぬいぐるみ!!
王様の夜のお供に魔物と精霊の中間みたいな
存在が取り付いてしまったらしく、やけに
イケメンなクマになりました。
見た目可愛いのに。
キャラ同士のやり取りとか、玲奈ちゃんの
力が目覚めたとか、アーサー氏ともっと
ラブラブしていいのよとか色々ありますが、
剣を華麗に扱いしかも強いクマことクリスに
全て持っていかれました。
あ、今回のメインはこのクリス関連と玲奈ちゃんの
力解放関連です。
ちょっと結構前に読んだので中身あんまり
覚えてないですが(おい)、楽しかったのは
覚えてます。
続きが楽しみですね。
4.「吹き溜まりのノイジーボーイズ」(★★★★★) 珍しく普通の青春物です。
吹奏楽大好きな女の子と吹奏楽をやろうと
奮起するヤンキーたちのお話で、難しいことも
周りからの怪訝な目も全部乗り越えて少しずつ
形になっていく姿が素敵でした。
主人公・亜希は潰れてしまった吹奏楽部を
復活させるために奔走するが、ものの数ヶ月で
断念。
苦い思いを抱えた夏休み直前、彼女の担任から
「とある連中に音楽を教えてやってくれ」と
頼まれます。
しかしその相手というのは音楽をろくに知らない
ヤンキーたち。亜希ちゃんは無理だと判断し
逃げ出します。
ですがヤンキーたちは折角の「先生」を逃がしません。
結局翌日捕まり、もう一度彼らがたむろする旧校舎
――通称「吹き溜まり」に連れて行かれます。
そこで改めて彼らの演奏を聴く亜希ちゃん。
その演奏はひどいものです。
しかしひどすぎるけれど心を揺さぶる音楽に
音楽好きの血が騒ぎ、結局彼女も合奏に加わり
彼らの音楽指導を請け負います。
その後吹き溜まりにたむろする面々と
色々とやり取りを重ね、時にはひどい騒ぎを
起こしつつ、最後は文化祭で演奏し、成功を
収めます。
正統派な青春ストーリーですが、正直手に
取る気になったのはちょうどジャンプの
ソルキャにはまっているせいだと思われます((
1巻だけの話ですが、その後の彼らのやり取りとかが
ちょっと気になりますね。
5.「ハイキュー!! 小説版」 3巻(★★★★☆) 早くも3巻目。
アニメ化もしてその人気ぶりに
拍車がかかっている感じですね。
今巻は本編でカメラが当たらなかった
合宿の補完的な感じでした。
1)冴子ちゃんとのドライブ
→やけに遅いと思ったら
迷子になってたんですね;
そして「烏野の女豹」って呼ばれてた
ことにあんまり違和感を持たない私が
ここにいます←
とりあえず冴ちゃんはカッコいい系女子ですね!
2)翔陽とリエーフ
→下手くそと初心者のふたりに焦点が
当たった、ゆるーい感じのお話。
特に目立った起伏はないけど「二人とも
頑張れよー」ってなりましたね
3)山口とツッキー
→本編では描かれなかった山口目線での
お話。とりあえず山口頑張れ。マジ頑張れ。
あと、サーブ練習の時に自分でも無回転
サーブをやってみて、「自分も出来ない」
「山口が出来たら凄く助かる」を体現して
くれあスガ君は本当にいい子だと思います。
そして仁花ちゃんマジ天使!
4)主将と副主将たちがガチトランプ
→ミーティングの後にちょっとのお遊びの
つもりで始めたトランプにガチになる
主将たちの話でした。
静かに熱くなる狐と狸の化かし合いとか
策士たちの攻防とか、そんな感じですw
とりあえず、大人っぽく見えるけどこの子達も
ちゃんと高校生だなって安心しました←
5)烏野・音駒の3馬鹿のお話
→本当に、田中君、ノヤっさん、山本君の
3人は愛すべきお馬鹿ですね。
彼らに揃って信仰じみた視線を注がれる
潔ちゃんは大変ですが((
とりあえず大筋は山本君が如何に女子と
喋れるようになるか、でした。
結局失敗してたけd(ry
6)監督たちの飲み会の話
→短い話でしたが、何か可愛い大人たちが
いました。でも絶対この中には入れないww
とりあえず武田先生が一番お酒強いらしいです。
いっがーい←
6.「リセット」 6巻(★★★★☆) ルーナちゃんも大きくなったものです。
今巻では13歳になっていました。
周囲の過保護ぶりは相変わらずでしたが、
彼女が大きくなってきたこと、実際に
公正な判断の元で力を認められたことが
彼女の無茶を通しやすくしているように
思われます。
さて、今回は少し前から黒幕として
登場している魔族の隣にいる少女が
移民の町の聖女として登場します。
どうやら彼女、ルーナちゃん一家に
恨みがあるようですね。何だろ。
今巻ではお国の問題として移民問題が
発生しておりまして、その町と、付近の
町で人攫いの騒ぎが起きました。
慈善活動を行うお姉ちゃんが別件を
気にしていたので、長男と一緒に町に
乗り込んだルーナちゃんはそこでその騒ぎに
気付きます。
何やかやで、王都の地下水路に連れて行かれている
ことが判明したので、ルーナちゃん、長男、
王子、別国の王子、精霊王×2、神獣×2で
地下水路に乗り込みます。
そこにいた魔物に苦戦を強いられますが、
新たに契約した火の精霊王の協力の元
何とか退治に成功。
しかし、魔物に傷をつけられた長男が
何かやばい感じになりました。
急いで地上に戻ろう! というところで
今巻は終了です。死にはしないだろうけど
頑張れ長男。
ところで話は少々変わりますが、今回は
全巻で結ばれた長女夫婦が前半で出てきますが、
正直旦那気持ち悪い((
片思い時代の方がいいキャラしてますね。
甘々ラブラブは嫌いじゃないんですが、
周りに目が行かないほど溺れるのは
嫌いなんですよねぇ;
まして今回は、本人たちは気にしてないが、と
書かれていますが長男とルーナちゃんガン無視
でしたからね。ないわー。
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