みなさんは「ひぐらしのなく頃に」をご存知でしょうか?
はい、かの有名なアレです。
アニメにもPS2にも漫画にもなってます。
で、その漫画の「皆殺し編」の3巻以降を、発売から結構経ちますが
読みました。
やっばいです!3巻4巻がもうなんか胸が熱くなります(*゜∀゜*)
内容的には、沙都子というメインキャラクター最年少(かな?)の
女の子が叔父に虐待を受けていて、主人公・圭一をはじめとする
メインキャラクターたちがそれを救おうとして立ち上がり、
そしてその思いが村中を動かした。
といったものです。
「ひぐらし」はこれがメインというわけではなくたくさんの話が
絡み合っているのですが、「皆殺し編」の前半はこんな
感じです。
もともと沙都子ちゃんの家はとある事情から村から嫌われていたのですが、
その事情からはあまりに時間が経ちすぎていて本当は村の人は
誰も彼女のことを嫌ってなんていませんでした。
ただ、彼女たちの味方をして村八分に遭うのが怖い。
それが村人たちの事情。
けれど彼らに多大な影響を与える人物も、もはや沙都子ちゃんを
恨んでなんかいません。
ただ、彼女の家を許してこれまでの団結が崩れるのが怖い。
それがその人の事情。
圭一達はそれが気に食わないし、理解できません。
なぜなら彼らが大切なのは彼らと共に笑って怒って泣いて
ともに時間を過ごした沙都子だから。
そして圭一たちは村人達に魂のままに叫び、訴え、そして
彼らを動かしました。
彼らに多大な影響を与える人物をも動かしました。
最後の最後、圭一が、そして「ひぐらし」の最大のキーパーソンにして
沙都子の親友・梨花がその声で、その意志で動かしたのは
ひとりで虐待に耐えていた沙都子の心でした。
彼女がはじめて「助けて」といった瞬間、逆境は意志の力に
屈しました。
……ですが「ひぐらし」はまだ彼らに逆境を残します。
若槻はゲーム自体は自分でやっていないので端々しか知らず
結末は知っていますが過程をほとんど知りません。
なので今は、読んだところまでの感想を。
最後に、このあたりを読んで思ったのはこれですね。
「奇跡は人が起こすものだ」
某漫画の主人公の台詞です。
分かる人だけニヤニヤしてくださいw
若槻はこの台詞凄く好きです。
神頼みじゃなくて自ら為そうと動いた者にこそ、確かに
奇跡はお似合いです。
そして「ひぐらし」の圭一たちは正にそれをやって見せました。
物語の中とは分かっています。
けれど努力と、意志と、勇気と、何より信じる心。
それさえあれば奇跡は起きる。
この話を読んで抱くにはもしかしたら見当違いかもしれませんけど、
そんなことを考えてしまう若槻でした。
……うわ、長。
ここまで読んでくださった皆様どうもありがとうございます。
感情で書き連ねているので文脈おかしいところは全力で
スルーしてください( ̄∀ ̄;)
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