こんばんは若槻です。最近よく記事にする内容の2つが同時に
形になったので今日は言いたいこといっぱいです。
短くするつもりですがきっと長くなるので読む方はお覚悟を。
まず1つめ。
水嶋ヒロの処女作「KAGEROU」発売。
随分早いなぁ。なんてぶつくさ言うのはまぁ置いておきましょう。
とりあえずこちら最速(?)のレビュー→
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こっちは水嶋ヒロのコメント記事→
■ (映画化決定ですね分かります)
これは別記事。肥留間さんもっと言ってやってw →
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(「面白い」って言ってる方いますけど、出しませんので気になる方各自でどうぞ←オイ)
さて、若槻が「は?」と思ったのは2つ目のリンク先の水嶋さんの発言。
「映画を云々。そのためには原作が必要」
……小説なめてんのか。
夢が大きいのは大いに結構。若槻は夢想家が好きなので
それは一向に気にしません。
けどあなた、「小説家になりたい」って言って俳優辞めたんじゃないんですか?
なのにこの発言はまるで、
「映画を作るのが一番の目的で、小説家なんてその足がかり」
と言っている様に見えて仕方ない。
若槻の思い込みでなかったら、物書きを目指している人は文章を
書くことに、それで表現することに誇りを持っているはずです。
「自分の作品がいつか映像化したら……」と夢を見るならまだしも
映画が第一目的だなんて小説家およびそれを目指す人たちに対する
侮辱に思えて仕方ありません。
作品の内容云々より、むしろそれが気に食わない。
作品についてはどこぞで立ち読みしてから書きます。
……まあ、話を聞くとポプラ社が大絶賛した割りに……という感じらしいですが。
とりあえずそこは自分で読むか知り合いにでもレビューしてもらってから決めます。
自分では買いません。1,400円も出せません。
では次。
東京都青少年健全育成条例の改正案可決。
可決しちゃったよあれだけ反対起こってたのに……。
まずはニュース系。石原さん発言自重→
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これはマツコ・デラックスの発言。マツコさんGJ!! →
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(同性愛云々の発言についても然り)
えーと、改めて言いますが、別に可決反対だったのはエログロなのに
18禁表示じゃなかったものをそのままにしろってことではありません。
若槻はもう18はとっくの昔だし20も越えてます。
けど、18禁表示されていない普通の漫画も時々読むとエロすぎ・グロすぎで
「うっ」となることがあります。
度が過ぎるものの規制は現実的には必要なのでしょう。
ですが問題はそこじゃないんです。少し視線をずらして、若槻も
今書きました「度」の範囲です。
反対派の先生方も重視している今回の条文では、
「問題の性行為を著しく不当に賛美・誇張するように描写する漫画」
となっています。
これも記事に出ていますが、「著しく」「不当に」「賛美・誇張」って何。誰が決めるの。
って話ですね。
上の若槻の例もそうですが、若槻が駄目でも別の人は大丈夫。
なんて漫画はたくさんあります。
多くの人の目を入れ同意が多かったもの、というのが多分妥当ですかね。
一応民主主義の国なので(いわゆる多数決の原理)
ただ心配なのはその規定作成に入る人が全員
「漫画・アニメへの理解・認識が低い人」
の場合です。
「オタクは入れてやんない」というくだらない締め出しもありそうで怖いですね。
でももしこうなったら本当に終わりな気がします。
18歳より上なら変えるから平気といえば平気かもしれませんが、
多少のものまで規制されたら18歳未満の子達がちょっと可哀想です。
そして何より怖いのはこの規制・条文が拡大解釈されて
他方向にまでその手を伸ばすこと。
エログロ好きじゃなくても反対派が多いのはこれのためだと思われます。
こういう前例があると、「以前にもありましたから」と後続の拡大条例や
規制がすんなり可決されて表現の自由が奪われていきそうなのが
怖いんです。
願わくば良識的な規制を。
そしてこれから先不当な規制によって表現の場が奪われませんように。
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